はじめに—アルミリヤカーと石油化学原料の意外な関係
収穫した野菜の運搬、肥料や土の移動、剪定した枝の処分。農作業や家庭菜園に携わる方にとって、アルミリヤカーは重い荷物を効率よく運ぶための頼れる道具です。軽くて錆びにくいアルミフレームは、屋外での使用が多い農作業に最適な素材として長く支持されてきました。
そのアルミリヤカーが、石油由来の化学原料「ナフサ」の供給不足を背景に、次回入荷分から値上がりすることが決まっています。「アルミ製品なのに、なぜ石油原料が関係するのか」と疑問に思われるかもしれません。この記事では、その関係性と値上がりの背景を正確にお伝えします。
リヤカー専門店リヤカーの森 取引実績と信頼性



































リヤカー専門店リヤカーの森は、これまでに数多くの教育機関・自治体・大手法人への納入実績を持っています。東京大学や京都大学をはじめとする大学研究機関、神奈川県や札幌市、品川区などの自治体、さらには三菱地所や株式会社ヨコハマタイヤジャパンといった大手企業でも採用されています。また、消防団や町内会といった地域団体にも幅広く導入されており、防災備蓄からお祭り運営まで幅広いシーンで活用されています。これらの実績は、高い品質と信頼性を兼ね備えたリヤカーであることの証明といえるでしょう。
ナフサとは何か—あらゆる製造業を支える「原料の原料」
ナフサは、原油を蒸留して得られる軽質の炭化水素混合物で、「粗製ガソリン」とも呼ばれます。ただし、燃料として使われるのではなく、プラスチック、合成ゴム、合成繊維、塗料、接着剤といった石油化学製品の出発原料として使われています。
ナフサを高温で分解(ナフサクラッキング)すると、エチレン、プロピレン、ブタジエンなどの基礎化学品が得られます。これらがさらに加工され、私たちの身の回りにあるポリエチレン、ポリプロピレン、合成ゴム、ポリウレタンなど無数の素材へと変換されます。日本はナフサの約7割を中東地域からの輸入に依存しています。
2026年のナフサ危機—中東情勢の緊迫化が供給を直撃
2026年に入り、中東情勢が急激に緊迫化しました。ホルムズ海峡の通航リスクが高まったことで、日本へのナフサ輸送ルートが不安定になっています。
影響は価格に明確に表れています。2026年3月のナフサスポット価格はわずか2週間で1トンあたり600ドル台後半から約1,100ドルへと急騰。国産ナフサ価格は2026年5月時点で1キロリットルあたり約93,000円と過去最高水準に迫っています。加えて、為替も1ドル約159円という円安水準が続き、輸入コストをさらに押し上げています。
国内のナフサ在庫は約20日分しかなく、しかもナフサは石油備蓄法の対象外であるため、国の備蓄では補えない構造的な弱点も指摘されています。帝国データバンクの調査では、ナフサ関連製品の調達リスクに直面する製造業は全国で約47,000社にのぼると報告されています。
アルミリヤカーのどこにナフサ由来の素材が使われているか
アルミリヤカーの主要構造はアルミニウム合金のフレームですが、製品全体を見ると、ナフサ由来の素材が複数の重要な箇所に使われています。
最も影響が大きいのがタイヤです。アルミリヤカーに装着されるタイヤは、合成ゴムを主原料としています。合成ゴムの代表的な種類であるSBR(スチレン・ブタジエンゴム)やBR(ブタジエンゴム)は、ナフサから生成されるブタジエンやスチレンを重合して製造されます。タイヤはリヤカーの走行性能を左右する基幹部品であり、ナフサ価格の影響を最も直接的に受ける部分です。
次に、ハンドルグリップや荷台の保護材です。持ち手部分のゴムグリップや、荷台に貼られた滑り止めシートには合成ゴムやPVC(ポリ塩化ビニル)が使われており、いずれもナフサ由来の原料から作られています。
さらに、アルミフレームの表面に施される塗装や防錆コーティングも、石油系の溶剤や樹脂を含んでいます。アルミは鉄ほど錆びにくい素材ですが、傷からの腐食を防ぐためのコーティングは必須であり、その原材料もナフサに依存しています。
車輪のベアリングに使用されるグリスも石油系です。また、製品を消費者のもとに届けるための梱包資材—段ボール内部の緩衝材やプラスチックフィルム—もナフサ由来の素材で作られています。
農業用品全体に広がる値上げの波
ナフサ不足の影響は、リヤカーに限った話ではありません。農業用のマルチフィルム、防虫ネット、ビニールハウスの被覆材、育苗トレーなど、農作業に使われる資材の多くがポリエチレンやポリプロピレンなどのナフサ由来素材で作られています。これらの資材もすでに値上がりが始まっており、農業を取り巻くコスト環境は全体的に厳しさを増しています。
食品トレー大手のエフピコが全製品を20%以上値上げし、住宅建材のLIXILがほぼ全製品の値上げを発表するなど、業界を問わずナフサ由来製品の価格改定が進んでいます。
現行価格でのご購入は今の在庫が最後です
ナフサ不足は中東情勢という構造的な要因に起因しており、短期間での解消は見通しが立っていません。アルミリヤカーについても、次回入荷分からは仕入れ価格の上昇を反映した新価格での販売が確定しています。
春の農作業シーズンや秋の収穫期に向けてリヤカーの購入を検討されている方は、現行価格で提供できる今の在庫があるうちにご検討ください。同じ製品でも、次回入荷分からは価格が変わります。必要な道具を少しでも有利な条件で手に入れるなら、今が最後のタイミングです。

当店は適格請求書発行事業者です

当社は、インボイス制度における適格請求書発行事業者になります。
当社発行の領収書、納品書、請求書については、適格簡易請求書(インボイス)に対応しております。
適格請求書発行事業者の登録番号は以下の通りです。
登録番号:
T1011101071738
名称:

折りたたみ式アルミリヤカー専門店「リヤカーの森」の店長、森です。
当店は2014年の設立後、北海道に本社を構え、北海道の農家様・企業様・団体様への支援事業として、高性能かつ高品質なアルミリヤカーの製造・販売を始めた、日本で唯一のアルミリヤカー専門店です。
その後、国内大手企業様や官公庁、地方自治体、町内会、マンション自治会、有名国立大学・国公立大学・公立高校・中学校・小学校・幼稚園などからも、Web経由で毎日多数のお問い合わせをいただいております。
現在では全国47都道府県の幅広いお客様から「リヤカー専門店の製品は安くて頑丈で安心」との高い評価をいただいており、当初の目的であった農業関係のお客様だけでなく、防災用途や日常の荷車利用としても、多くのご依頼をいただいております。
これからもリヤカー専門店の名前に恥じないように、鉄やスチールよりも錆びにくく軽くて扱いやすく、いざというときの場面でもタイヤも10年以上パンクすることなくご活躍いただける安心安全のアルミリヤカーをお届けできるようにスタッフ一同精進してまいります。ご注文は本サイトからお電話でもご注文いただけます。見積書や請求書がご入用の場合は無料で請求書・見積書・領収書を即日発行にて24時間365日毎日発行中ですのでご利用ください。(見積書発行後のキャンセルは無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください)